ふるさと納税
9月に入り涼しくなるかと思いきや、まだ汗ばむ日が続く今日この頃です。
年末まであと3ヶ月半ありますが、みなさんは”ふるさと納税”はお済みでしょうか?
「ふるさと納税という言葉は聞いた事があるが利用した事が無い、やりたくても仕組みが解らないので・・・」
という方いらっしゃると思います。
ふるさと納税を簡単に説明すると、来年度の住民税の前払いです。
給与に課せられる税金には源泉所得税と住民税の2種類がありますが、源泉所得税がその月の給与額に対して課せられるのに対し、住民税は前年の所得額に対して課せられます。
毎月の給与明細をみると住民税が控除されていますが、この住民税額は前年度の所得額から計算し12等分して毎月控除されます。
ちなみに昨年度ふるさと納税を利用していれば、ふるさと納税をやっていない同額の給与所得者よりも、前払分すくなく住民税が控除されているはずです。
ただ住民税額を全額ふるさと納税として前払いできません。年間住民税額のおおよそ2割程度、例えば年間住民税額20万円の方であれば4万円まで前払いできます。
本年度いくら前払いできるかはふるなび等のサイトで計算できますので、昨年度の源泉徴収票を用意し計算してみてください。
いくらまで寄附できる?シミュレーションと計算方法(限度額の目安) | ふるさと納税サイト「ふるなび」 (furunavi.jp)
この前払い額に対して前払い納税先よりお礼がされます。ふるさと納税大手サイトのリンクを貼っておきますので気に入ったところで住民税を前払いしてください。私は蜂蜜や米油などを貰いました。お礼品の相場は前払い額の2割程度です。
ちなみにふるさと納税とネーミングされていますが、ご実家や本籍で無くても大丈夫です。現在住民票が届け出されている以外の市区町村であればどこでも大丈夫です。
ふるさと納税サイト【ふるなび】Amazonギフト券やPayPay残高がもらえる! (furunavi.jp)
【ふるさとチョイス】お礼の品掲載数No.1のふるさと納税サイト (furusato-tax.jp)
【さとふる】ランキングとレビューで探せる利用率No.1ふるさと納税サイト (satofull.jp)
ふるさと納税先は1カ所だけで無く複数の市区町村で行う事が可能です。納税先が5カ所以内であれば確定申告が不要なワンストップサービスもあります。詳しくは下記を参照ください。
【完全版】ワンストップ特例制度の期限・書き方・必要書類などをわかりやすく解説! | ふるさと納税サイト「ふるなび」 | ふるさと納税サイト「ふるなび」 (furunavi.jp)
最後に給与所得は1月から12月末で計算されますが、ふるさと納税も1月から12月までが一期間とされます。今年の12月末まで前払いした納税額が来年度の住民税に反映されますが、12月末にふるさと納税を利用すると混み合うため返礼品が遅く届いてしまいます。早めにふるさと納税することをお勧めします。