家賃支援給付金の申請を終えて
得意先様より家賃支援給付金の振込があったとの連絡がありました。
申請してから1か月弱に給付金の振込があったので、申請審査員は頑張ってくれたのではないでしょうか(私も・・・)。
これから申請する方もいらっしゃると思いますので、手間取った箇所を伝えておきます。
まずは↓こちらの申請要領を読むことから始めてください。60ページほどありますが全部読まないと申請は難しいです。
https://www.meti.go.jp/covid-19/yachin-kyufu/index.html
家賃支援給付金で必要な書類の半分は持続化給付金で用意した物が使えます。ファイルが残っていればそちらを準備ください。
新たに準備いただく物は、①家賃が支払われた履歴が解る資料、②家賃額とその内容が解る資料つまり契約書です。おおまかに分類するとこの二つがあればいいのですが、その加工方法が複雑になってきます。
①家賃が支払われた履歴が解る資料は最近3か月の物が必要になります。10/31,9/30,8/31といった具合に家賃が支払われているようなら、その部分の通帳コピーを用意し、金額の隣に”11月分家賃””10月分家賃””9月分家賃”と手書きで記入ください。また駐車代もほぼ認められますので、同様の手順で用意してください。ただ家賃と駐車場の賃貸人が別の場合がありますが、そうなると少し手間取ります(賃貸借契約1と賃貸借契約2に分けることを覚えておいてください)。
②家賃契約書は契約条項が書かれた部分は全て提出することになります。また申請をすすめていくうちに契約書の内容に更新や転貸等が書かれたところに番号を振るよう指示があります。そのため契約書は全て一読する必要があります。番号を振る部分は契約書の添付上の注意が記載されたページがありますので、そちらをよく読むことが今回の給付金を早く受け取る事につながります。上記の加工が終わりましたら契約書の各ページを写メで保存します。保存された複数の写メは一つのファイルにまとめなければならないので、スキャナーがある方は初めからスキャナーで読み込ませ一つのPDFにした方が楽です。
基本的には以上の資料が添付され、支払額、契約額、申請額が一致していれば問題はありません。ただ申請入力にあたっての指示内容、申請要領、契約書を全て読解する必要があり、法律用語もたびたび出てきます。顧問税理士や知り合いに行政書士がいるならその方にお願いするのがいいかも知れません。
ちなみに私は申請まで丸一日かかってしまいました。